骨粗しょう症

荻原整形外科病院における「骨粗しょう症外来」について

患者
「骨粗しょう症という病名は良く聞きますが、どんなんですか?」
医者
「まあ簡単に言うと骨が高野豆腐みたいにすかすかになったんや。」
患者
「そら大変や。そのまま死ぬんですか。」
医者
「大丈夫!この病気だけでは死ぬ事はないんや。
なんぼすかすかになっても死ぬ事はあらへんのや。」
患者
「ほな何でこない大きく云わはるんやろか。」
医者
「それがな。一番困るのは骨が弱くなっているから骨折が起こりやすいんや。」
患者
「そら困りまんな。」
医者
「それもな。折れる骨の場所によりけりなんや。」
患者
「?」
医者
「よくやるのはこけた時に手を付いて、手首が折れる事が多い。
そやけどこれは普通では折れた手をひっぱて整復して、しばらくギプスで固定する事で治る。 年寄りだからごく小さい手術を加える事もあるけど。」
患者
「他によく折れる骨は?」
医者
「こけた時に肩から落ちて腕の付け根が折れる事がある。
しかし、これは私なら軽い運動療法で上手に治してみせる事が出来るよ。」
患者
「そんな骨折しない方がええけど、もし折れたらよろしく頼んまっせ。」
医者
「この他にこけて足の付け根(大腿骨頸部)が折れる事がある。 もともと骨が弱いさかい布団の上でこけても折れる事がある。
これはちょっと面倒で、余程全身状態が悪くない限り手術を薦める事が多いんや。 これを手術しないでいた時と、もう一つ尻餅をついて、背骨が折れた時にはこれがきっかけになって『寝たきり』」になることが多いんや。これが困るし、年寄りが寝たきりになると合併症で死ぬ事がある。 これが骨粗しょう症で一番恐い事なんや。」
患者
「風吹いて桶屋が儲かる式の話やなあ。」
医者
「そない云うたらそうやけど、これが結構多いんや。
そやから骨粗しょう症とわかったら普段から専門の医師の指導、必要なら薬も飲んで、骨折を予防していきたいんや。」
患者
「ようわかった。そんならこちらの「骨粗しょう症外来」に行ったらええんやなあ。」
医者
「そやそや。ただ普通の外来はよく混むから、水曜の午後2時からこれ専門の外来として瀬木先生に御願いしてるんや。出来るだけこれを利用してや。
診断がわからんでも、骨の中のカルシュウムを計る方法もあるし、血液や尿から身体の中のホルモンを計り、診断の助けにする方法もある。この辺は先生によく説明を聞いてんか。」